野口大誠
A級1、2班戦はかなりの混戦が予想されるが、大本命は野口大誠(35=熊本)だろう。今年の全2場所ではどちらも決勝に進出。2場所前の高松では決勝2着と、最も今年初Vに近い選手と言える。競走得点も49人中トップで、ここは大チャンスだろう。S級復帰へ1つでも多く勝っておきたい。
対抗格は鈴木幸紀(48=三重)。前回の大垣では初日特選から3→2→2着とあと一歩で優勝の快走を演じた。鈴木も降級組だが、A級ならさすがに脚が違う印象。同じ前期S級組からは地元の萱島大介(45=大分)、吉田茂生(35=岐阜)、横内裕人(33=愛媛)も虎視眈々(たんたん)と優勝を狙う。
川野深
A級2班への昇格組なら川野深(27=福岡)にも注目。負け戦を含むが、直近4カ月の勝率は43.7と断トツ。A級2班にとどまった村上翔馬(26=兵庫)も高い先行力があり、優勝してもまったく驚けない。