A級1・2班戦展望

木村佑来
強い自力選手がそろって激突するが、その中で得点最上位は北日本の軸となる木村佑来(宮城・119期)。今期は3月までに3V。その後は優勝がないが成績は安定している。前走単発レースのレインボーカップ・ファイナル(別府)では9着も、これはライン4車の先頭で役割を果たした結果。2周突っ張って先行し、後ろ2人のワンツーに貢献した。そこから中6日。鋭いダッシュを武器に3日間シリーズで7場所ぶりのVへ。
高木翔(岩手・105期)が北日本連係で木村の番手。しっかり食らいつくか。

石塚慶一郎 
山田駿斗
木村と同期の石塚慶一郎(和歌山・119期)も今期のVは3回。得意戦法は捲り。タイミング良く出て押し切りも。同県の稲毛知也(和歌山・123期)もスピードがあり、そろって決勝に進んで力を合わせると強力だ。近畿では吉田篤史(奈良・109期)も捲りが鋭く見逃せない。
南関は山田駿斗(千葉・123期)が上昇ムード。4月福井で今期2回目のV。前走川崎でもミッドナイトで好走している。同県の栗本武典(千葉・119期)の前で仕掛けてワンツーなるか。

秋本耀太郎 
猪俣康一
関東も秋本耀太郎(栃木・117期)が江連和洋(栃木・76期)と同県でのタッグへ。5月福井でVの後に1場所を休んでいるが、状態面に不安がなければ先輩の前で好走。栃木での連独占も。
中部の主力は追い込みが基本の猪俣康一(愛知・99期)と渡辺健(愛知・76期)。同県で機動力ある岩城佑典(愛知・119期)か、近畿の自力型との連係から浮上を狙う。


