GⅢ見どころ

地元で魅せる

武藤 龍生

 激戦必至の様相でも気合は地元の武藤龍生が一番か。大宮ではFⅠで2度のS級優勝があるが、ホームの当地ではまだ決められていない。初のGⅢ制覇も、ここで決めたい気持ちは強いだろう。4月の開設記念、第1回平原康多カップにも斡旋されているが、まずは今シリーズに集中。しっかり気持ちを入れて勝ちにいく。

 頼れる目標は直近2場所のFⅠで連続Vを決めて勢いに乗る木村皆斗。積極果敢に出て逃げ粘る関東の後輩を援護してゴール前勝負へ。差し切りVで2つの念願を果たすとみた。

 好走が続く木村はここでも迷わずに仕掛けて力をアピールしそう。9車立てを走るのは一予1着の後、二予で落車した2月奈良記念以来で4場所目。まずはラインで決まる走りに徹し、その上で押し切ることがテーマ。しっかり力を出し切って存在感を示す。

 四国のベテランで実力を維持する小倉竜二も鋭い差し脚で頭争いへ。中四国で鋭いダッシュとスピードが持ち味の取鳥雄吾と連係。しっかり続いて直線で切れ味を発揮。GⅢで今年初のVが決まるシーンも。

 北日本の主力は守沢太志と山崎芳仁。守沢は22年8月当地オールスターで決勝3着。山崎は14年記念でV。自力型の目標が不在となった場合でも、どちらも動くことが可能。前後で連係してワンツーを目指す。

 南関は自力勝負の岩本俊介にFⅠ直近4場所で2Vと好調な嶋津拓弥。岩本は先行も含め仕掛けるチャンスを逃さずに出ていく。これを嶋津が後ろで援護。流れに乗ると浮上する。

 九州のV候補は西武園初登場となる阿部将大。GⅢで4回のV歴があり、今シリーズも注目を集めそう。直近前走の豊橋FⅠでは完全V。得意の捲りがさく裂するか。

 近畿で気になるのは脇本勇希。昨年10月豊橋、今年1月立川記念とGⅢでV。勢いづくと怖い。


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