別府競輪のFⅡモーニング「みんなの競輪杯」が4日から3日間開催される。今シリーズはA級3班によるチャレンジレース。129期の新人がV争いを引っ張りそうだが、突出した選手は不在。それだけにいかにも波乱ムードが漂う。

 そんな中、中心に推すのは片岡遼真(23=福井)だ。落車明け初戦となるが、調整は万全。本格デビュー初戦で初Vを飾った京王閣以来の2Vを目指す。

チャレンジ戦展望

 先行日本一の脇本雄太(94期)が師匠の片岡遼真はルーキーシリーズ3戦こそ、苦戦を強いられたが、本格デビュー初戦の3月京王閣決勝でBS線を引っかけ初Vを飾った。直前の和歌山も無傷で決勝に決勝に進出。

 その決勝は落車の憂き目にあったが、ケアと調整にぬかりはない。師匠の指導を忠実に守り、勝負どころでは強気にスパートする。タテ脚勝負を貫く片岡が京王閣以来、2度目の優勝を目指す。

 木曽田晃大(25=京都)と北宅柊麻(24=大阪)も片岡と同じ近畿。現時点では連係があるかどうは微妙だが、層の厚さは近畿勢にある。木曽田、北宅ともに脚力不足は否めないが、近畿でラインが形成されれば、チャンスも十分に見込める。

 桑原亮(91期)を師匠に持つ兒島直樹(25=福岡)は本格デビュー初戦となる。ルーキーシリーズ2戦は目立たなかったが、同期同門の横溝貫太らと切磋琢磨(せっさたくま)し、パワーアップしているはずだ。決勝進出をもくろむ児島からも目が離せない。

 白濱蓮(27=長崎)もルーキーシリーズ3戦は精彩を欠いたが、本格デビュー一発目の地元佐世保で決勝にコマを進め存在をアピールした。自分のタイミングで仕掛けることができれば勝機を見いだせる。

 清家大夢(24=愛媛)はルーキーシリーズ2戦はオール7着だったが、本格デビュー6走中、5走でBSを取り存在を誇示。持ち点こそ低いが、長い距離をもがく積極性は買える。

 今期降班組のベテラン勢も侮れない。一発捲りを武器に持つ村上貴彦(40=栃木)、巧みなハンドルさばきが印象的な湯浅大輔(41=千葉)、高橋健太(48=静岡)も圏内。

 九州も125期の与古田龍門(24=沖縄)が軌道修正を図れば、南部亮太(41=長崎)、安部龍文(42=大分)が好配の立て役者として頭に入れておきたい。


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