防府競輪のFⅡモーニングレース「CTCなら3分前まで買える杯」が29日から3日間開催される。今シリーズはA級1、2班戦。

 波乱含みのシリーズになるが、V争いの中心は古賀勝大(35=和歌山)だ。前2場所の岐阜→大垣を完全Vで連覇。今回はS級特昇がかかるとあって気合も入る。

 捲りのスピードは確かだし追い込みもこなせるオールラウンダーが特昇でのS級復帰を目指す。

★A級1・2班戦展望

 今シリーズは中部近畿、中四国、九州の精鋭が集まった。A級1、2班戦は例に漏れず混戦相場だが、最高のリズムを刻むのは古賀勝大だ。S級から降格した今期は6場所を消化し3V。

 しかも岐阜→大垣の前2場所をともに完全Vで制し、特昇がかかる大事な一戦となる。スピードを生かした捲りを武器に追い込みも器用にこなせるのが古賀の強みだ。


 初日の特選から最大集中のはず。自ら動ける古賀だが、力を付けた梅沢忠秀(25=三重)や徹底先行で売る南儀拓海(27=富山)と連係できるのは大きなアドバンテージだ。

 梅沢が7場所連続優出中と元気ならS級降格組の南儀も相変わらず主導権を積極的なレースでアピールしている。ならば古賀に流れが向くというものだ。さらに筒井裕哉(45=兵庫)が古賀を盛り立てるのも有利な材料と言える。


 古賀の特昇阻止に燃えるのが細中翔太(27=岡山)だ。片山智晴(92期)の指導のもと、着実に成長している。まだまだ成績にムラがあるもののツボにはまったときの自力攻勢は脅威。

 その細中と連係できる大槙大介(30=岡山)がニヤリ。前期のS級では落車に泣いたが、武雄、岐阜、玉野と3場所決勝に進出している。前回の別府を病気欠場しているのは気がかりだが、調整にぬかりはない。

 まして細中とタッグを組めるとあって大槙本人もやる気だ。地元代表の富弥昭(54=山口)は岡山コンビとの連係で熟練の走りを披露する。


 四国から久樹克門(34=徳島)が上位に割って入る。めっきり先行数は減った久樹だが、脚力を温存しての捲りは破壊力がある。決勝常連の久樹も忘れてはならない存在だ。

 忘れてはならないと言えば追加あっ旋の樫山恭柄(40=福岡)だ。95.96の得点は冒頭の古賀を上回り参加メンバー中、最上位。一ノ瀬匠(38=佐賀)の馬力駆けが功を奏すれば樫山に出番が訪れる。


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