<ガールズ特集①>

長沢彩「存在感見せたい」

真夏の夜の激闘を乗り切れ。

15日から伊東競輪でナイターレース「ガールズケイリンフェスティバル」が開催される。5月京王閣コレクションを制した長沢彩(29=愛知・106期)にとって大事な一戦。現在の賞金ランクは1位で初のグランプリ(12月28日・平塚)出場が視野に入る。安定感ピカイチの走りから目が離せない。

大きな殻をぶち破った。

5月京王閣コレクションで長沢が直線抜け出し初めて頂点に立った。あれから2カ月。改めて現在の心境を聞いてみた。

「すごい展開に恵まれたのが大きい。選考順位が奇跡の1位だったのがいい意味で自信になったけど、まさか優勝できるとは。ビックリしている人が多いし温かい声をかけてもらいました」

コレクションを走ったのは15年9月松戸以来2回目だった。1年半も出場できなかったが、着実に力はつけていた。

「アップや競走前の練習の仕方がある程度分かるようになってきた。後は2年前の12月ぐらいからトレーナーをつけるようになった。ウエートでパワーが身についてちょっとダッシュ力が出てきただけでレースの幅が広がるようになりました」

もうひとつの幸せもつかんだ。

自身の誕生日だった6月11日に婚姻届を提出。同じ競輪選手の佐藤健太(29=愛知・101期)と結婚した。

「3月中旬から名古屋で一緒に住んでいます。それまで実家(岐阜県)から通っていたので名古屋でウエートをしてから帰るのが遠かった。引っ越したいところで(福岡県から佐藤が)来てくれた。すぐ帰って休めるようになってコレクションでいい方向にいけた。家事も協力的にやっているし助かっています」

京王閣で優勝賞金203万円を獲得

したことで年末のガールズグランプリ(12月28日・平塚)初出場が視野に入ってきている。現時点(7月11日現在)では賞金ランク1位だが出場圏外の8位とは約181万円差。安心はできない。

「上位も含めて接戦になってきているし7番目まで入れるように走りきりたいですね」

現時点(7月11日現在)賞金ランク1位

だが出場圏外の8位とは約181万円差。安心はできない。「上位も含めて接戦になってきているし7番目まで入れるように走りきりたいですね」

グランプリの選考期間は9月まで。夏の大一番・ガールズフェスティバルが年末への命運を大きく分けることになりそう。優勝賞金は250万円(副賞込み)。昨年は決勝に進んでいるだけに今回も結果を残したい気持ちは強い。

「昨年の決勝は思いきり走りたい気持ちが強くて早めに動いて7着。まだまだ力の差があると感じた。今回は決勝が最低ラインだし存在感を見せたい。強い選手が増えてきているし33バンクで荒れそう。予想がつかないけど、その分チャンスは回ってくると思う」

直近4カ月の3連対率は100%でさらに安定感を増している。的確な走りで夏の夜を彩る。

♡長沢 彩(ながさわ・あや)

1988年(昭63)6月11日生まれの29歳。

岐阜県各務原市出身。

3年間勤めていた美容師を辞めて

106期(ガールズ3期生)として

14年5月向日町でプロデビュー。

特技はマッサージ、ヘッドスパ。

1㍍65、60㌔。血液型A。