〝絶対女王〟児玉18~20年V3達成
②グランプリ覇者
その年の「女王」を決めるガールズグランプリ。12月28日の決戦は昨年で10回を数える。第1回は500万円だった優勝賞金も、10年で副賞を含め倍の1000万円を越えた。
第1~10回の優勝者は以下のとおり(カッコ内は開催地)。
1回 | 小林莉子 | (京王閣) |
2回 | 中村由香里 | (立川) |
3回 | 梶田舞 | (岸和田) |
4回 | 小林優香 | (京王閣) |
5回 | 梶田舞 | (立川) |
6回 | 石井寛子 | (平塚) |
7回 | 児玉碧衣 | (静岡) |
8回 | 児玉碧衣 | (立川) |
9回 | 児玉碧衣 | (平塚) |
10回 | 高木真備 | (静岡) |
初代女王は当時19歳、最年少レーサーの小林。逃げる加瀬加奈子をゴール前で差し切った。第2回は教師から転身した中村が1期生の意地を見せた。第3、5回を制したのは梶田。小柄な体から抜群の切れ味を披露した。第4回は〝怪物〟と評されていた小林が、ケタ違いのスピードを発揮した。第6回はレジェンド石井がタイヤ差前に出て涙の悲願達成。7回からは児玉が抜群のパワーで3連覇を成し遂げ〝絶対女王〟と呼ばれた。昨年は高木が夢だった賞金女王の座を射止めた。