西日本カップ第49回毛利賞争奪戦展望

防府20191225

 北日本は坂本が好調。9月に岐阜ブロックセブンで優勝し、近況のFⅠはコンスタントに優出している。小松崎は10月の青森FⅠで嵯峨昇喜郎のまくりに乗って優勝。11月の四日市記念では優出❻着と結果を出した。連係する渡部幸訓は9月当地戦で優出❻着。自力も出せるだけに、S級初Vも考えられる。

 

 海老根は今年前半こそ落車の影響でなかなか調子が上がらなかったが、11月久留米では佐伯の番手を選択し今年初Vを挙げた。メンバー、展開に応じて柔軟に攻めていく。関東勢では11月に特進を果たした113期の真杉匠が楽しみだ。

 

 中部勢では志智が元気いっぱい。9月当地FⅠ決勝ではまくりを出して準Vと気を吐いた。竹内雄作、高橋和也に重鎮、小嶋敬二と目標にはことかかない。ベテラン浜口高彰の走りにも注目。切れ鋭い村田雅一は中部との連係も考えながら鋭く伸びてくる。

桑原大志20191222防府

地元戦で気合が入る桑原大志

 中四国勢は佐伯―桑原が軸になる。

 

 当地記念最終日にはワンツーの実績もある。桑原が走り慣れたバンクで巧みなコース取り、そして俊敏なさばきを発揮してV獲りに挑む。