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「令和」ならぬ「和和」ワンツーなるか

 新元号に話題が集まる。3日の武雄競輪場でも佐藤友和(岩手・88期)が「名前の〝和〟が入ったのはうれしい」と語る。佐藤友和が出走する武雄3Rは後ろに佐藤和也が続く〝和和〟ライン。気分上昇の2人のワンツーなるか⁉新元号の話題が続く4月は「令和」に関する名前の選手の活躍があるかも…。

 

 「平成を振り返る」は20年前の平成11年の1999年。3月静岡ダービーは記録にも記憶にも残る大会となった。開催前に初代グランドスラマー(特別競輪全冠制覇)の井上茂徳氏(佐賀=引退)が引退を発表。前検日に参加選手がバンクで井上氏と記念撮影したシーンが記憶に残る。井上氏は3戦して未勝利、4日目にバンクに別れを告げた。

 

 30日の決勝戦。一枚の横断幕が目についた。「神山の夢は僕達の夢」。グランドスラムに王手をかけた神山雄一郎(栃木・61期)を応援する文字。ゴール直後は小嶋敬二(石川・74期)が勝ったと思いガッツポーズをしたが、優勝は神山。6大特別競輪制度では初のグランドスラム。井上氏、滝沢正光氏(現日本競輪学校長)に続く3人目のグランドスラム達成だった。

 

 6月高松宮杯は太田真一(埼玉・75期)が初タイトル。次代を担うスターが誕生した。7月寛仁親王牌は児玉広志(故人)、8月大垣全日本は吉岡稔真氏(福岡=引退)が優勝した。

 

 9月オールスターは当時の甲子園で開催。台風で1日順延があった大会の決勝戦は関東勢が7人進出。茨城勢が3人いたこともあり、〝アトランタライン〟の神山と十文字貴信(茨城=引退)が別線勝負になり神山が優勝。11月小倉競輪祭は小倉竜二(徳島・77期)が吉岡稔真氏のまくりを差して特別初制覇。年末の立川グランプリは太田の後ろで小倉を競り落とした神山の援護(3着失格)もあり太田が逃げ切り初制覇。

 

 神山はグランプリを失格しながらも賞金王に輝き、3年連続5回目のMVP。

 

 ♤中林 陵治(なかばやし・りょうじ)1962年(昭37)7月13日生まれ、熊本県出身の56歳。慶大卒。87年4月入社、翌5月に小橋正義(引退)ら59期生のデビュー戦(花月園新人リーグ)で記者デビュー。以来、競輪の現場取材一筋32年。平成11年一番の思い出レースは3月静岡ダービー。

 

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