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【久留米GⅢ「中野カップレース」】吉田 捲ってV

 久留米競輪のGⅢ開設72周年記念「第27回中野カップレース」は29日、第12Rで決勝戦が争われ、吉田拓矢(26=茨城)が3番手外並走から捲って優勝。4日間の売り上げ総額は51億8023万3900円。目標の50億円を上回った。また、3Rで行われたレインボーカップ・チャレンジファイナルは山川奨太がV。2着の湯浅大輔、3着の中村隆生とともに30日付でA級2班に特別昇班する。
 
 準優勝だったGⅠ高松宮記念杯から中4日の今節。清水裕友が二次予選、佐藤慎太郎が準決勝で敗れ、S級S班が不在の決勝戦を制したのは勢いに乗っている旬の男・吉田だった。
 
 「仕掛けたときに〝行ける〟と思ったけど、桑原さんのブロックが強烈で…。落車もあったので素直には喜べないけど、優勝できて良かった。(記念)初優勝が佐世保だったし、九州は相性がいい地区なのかな」
 
 2日目までは同地区の後輩の番手回りで連勝。ところが、今節初の自力戦となった準決勝から状態に変化が生じていた。
 
 「急に疲れが出てしまった感じで、体が重かった。準決勝よりはマシだったけど、決勝も重かった。それでも、しっかりと仕掛けていい着を獲れて良かった」
 
 万全の状態ではない中でも結果を残した。宮杯に続き、欠場した平原康多の分まで関東のエースとして奮闘した。「来月以降もサマーナイト、オールスターがある。一走一走、大事に走りたい」。さらに勢いを加速させて21年の後半戦に向かう。
 
 優勝した吉田拓矢は7月8~10日の立川FⅠ、2着の門田凌は7月19~21日の奈良FⅠ、3着の取鳥雄吾は7月8~10日の佐世保FⅠに出走する。
 
◇吉田 拓矢(よしだ・たくや)1995年(平7)5月7日生まれ、茨城県出身の26歳。107期生として15年7月に弥彦でデビュー。これが通算22回目、GⅢは昨年の佐世保記念以来2回目のV。1㍍71、73㌔。血液型O。