準決11Rは九州作戦が決まった。嘉永の積極策に乗った吉本が番手から一気に追い込んで白星。18年の69周年以来となる地元記念優出だ。「嘉永君が〝前に出たら誰も出しません〟と言ってくれて、うれしかった。3日間とも後輩の頑張りのおかげ。自力で頑張ってきたご褒美かな」。
69周年は山崎賢人の番手回りで井上昌己が3番手、坂本亮馬が4番手を固める盤石の布陣だったが準Vに終わった。「あの悔しさが忘れられない。これがラストチャンスのつもりで頑張ります」。決勝(12R)は同期の山田に託して記念初Vを狙う。
【久留米GⅢ最終日12R】吉本 今度こそは
2021/6/29