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【函館GⅡ「サマーナイトフェスティバル」】松浦 完全V

 GⅡ「第17回サマーナイトフェスティバル」の決勝戦が18日、函館競輪場で行われ、清水裕友の捲りに乗った松浦悠士(30=広島・98期)が直線伸びて優勝。賞金1173万円を獲得した。松浦のGⅡ優勝は2回目。また「ガールズケイリンフェスティバル2021」は石井寛子(35=東京・104期)が優勝、賞金264万円を獲得した。石井は18年松戸フェスティバル以来、2回目の優勝を飾った。

 ダービー王・松浦が完璧な走りで夜王に輝いた。絶対的な信頼を寄せる清水との黄金連係。昨年のこのレースは松浦が前で清水の優勝に貢献したが今年は逆の並び。「前か後ろのどちらか。清水君は後ろになったら1回切ってから考えると言っていた」。作戦通り清水が前を抑えると叩きに来た岩本―佐藤を出させて3番手をキープ。「あまりにすんなり過ぎて清水君も自分もソワソワしていた。山崎君が来たらスイッチしないと、とか考えていた」。そのまま岩本が踏み上げ山崎は巻き返せず。あとは清水が前をつぶすだけだ。「今回の清水君の出来なら乗り越えられると思っていた。あとは佐藤さんにさばかれないように。まだ、清水君も脚が残っている感じで判断は難しかった。もう少しうまくやれた」と勝っても反省の言葉が口をついた。
 今年、最大の目標に掲げていたダービー制覇を果たして次の目標は決め切れていない。ここ3場所はらしくない走りでスランプかと思わせたが、そんな不安は3連勝で一気に吹き飛ばした。「トップ選手に比べ脚力は劣っていると思う。もっと自分の力をアップさせることが大事」。ダービー王がさらなる高みを目指していく。

 ◇松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島県広島市出身の30歳。市立広島工業高卒。通算成績972戦277勝。通算取得賞金は5億6516万円。主な優勝は第61回競輪祭(19年)などGⅠ3勝。1㍍68、73㌔。血液型O。

 ◆次走 優勝した松浦悠士は8月10~15日のGⅠいわき平オールスター、2着の山口拳矢は28~30日の久留米FⅠ、3着の阿竹智史は8月2~4日の別府FⅠ。

 決勝VTR 山崎―守沢―岩本―佐藤―清水―松浦―阿竹―小倉―山口で周回。残り2周前から清水ラインが上昇、打鐘で岩本―佐藤が清水を叩き主導権。8番手の山崎の巻き返しは不発。最終2角3番手から清水―松浦―阿竹で捲り松浦が直線伸びて優勝。