遠征勢の中で唯一、決勝に駒を進めたのが南だ。函館準決11Rはトリッキーな古性の動きにぴたりと続き、最後は新山と諸橋の間を割って鋭く伸び切って1着ゴール。〝らしさ〟を存分に発揮した。
「しっかり仕掛けてくれた古性君のおかげ。ゴール前はコースを探した?いや、レースの時は何も考えず無心で走っている。自然と体が反応しただけ」と淡々と振り返った。気になる決勝の位置取りは「決めずに自分でやる」。
目標不在の時は番手勝負も辞さないスタイルだが、最近は好位をキープしてまくるケースも目立つ。新山、渡辺で先行争いにあるようならまくり一発が脅威だ。
【函館GⅢ最終日12R】南 自然体でまくり一発
2019/6/25