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【大垣「スポニチ杯」】武藤 差し切り完全V

 大垣競輪の「スポーツニッポン杯」は11日、第12RでS級決勝戦が行われ武藤龍生(30=埼玉)が番手絶好の流れを生かして自身2度目となるS級完全Vを達成。また10Rのガールズ決勝は太田りゆ(27=埼玉)が6番手から最終1コーナー捲りで他をねじ伏せ、2場所連続の完全V。断トツの1番人気に応えてみせた。

 初周は皿屋―鹿内、鈴木―和田、坂井―武藤―池田の並び。
 「坂井君はお手本のような完璧な先行でした」
 武藤の言葉どおり、赤板で皿屋を抑えた坂井は、最終1コーナーに向けて徐々にペースアップ。1本棒の展開に持ち込んだ。
 「風が強い中でも坂井君はすごいカカリで、誰も捲れないなと思った。中団の鈴木さんが踏んだのが見えたので、そこだけは絶対に止めようと…。池田さんも後ろを固めてくれたし、本当にラインのおかげです」
 S級での完全優勝は昨年3月の小倉以来2度目。
 「そのときも坂井君と一緒で、自分は3番手。縁があるし本当に心強い選手」
 大宮から使いだした新車のセッティングにも「一体感が出てきた」と今大会でおおよそのメドが付いた。
 「あと1週間。万全の状態で全日本選抜に入れるようにもう少し煮詰めます」
 開幕は今月20日。取手バンクでも脂の乗った鋭い追い込みを見せてくれそうだ。

 

 ◇武藤 龍生(むとう・たつお)1991年(平3)3月26日生まれ。埼玉県出身の30歳、98期生。父は師匠でもある嘉伸(59期)、叔父は篤弘(95期)で競輪一族の秘蔵っ子。昨年の日本選手権(京王閣)で初のGⅠ優参(5着)を果たした。1㍍72、83㌔。血液型A。

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