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【大垣GⅢ最終日決勝】浅井 強烈捲り!GⅢ32V

 大垣競輪の開設71周年記念「水都大垣杯(GⅢ)」は6月6日、12Rで決勝戦が行われ、浅井康太(38=三重)が最終2角から捲りV。4月の四日市以来、通算32回目のGⅢVを飾った。

 9RのレインボーカップA級ファイナルは小林令(27=山梨)が1着。2着の宿口潤平(41=埼玉)、3着の鈴木玄人(27=東京)ともども7日付でS級2班に特別昇級する。

 単騎を選択した浅井が犬伏を自力で封じ、改めて実力を誇示した。

 並びは前から犬伏-荒井-園田、単騎の浅井、松谷-山賀、橋本-佐藤-菅田。残り2周のホームめがけ橋本が上昇し、犬伏は突っ張りかけたが下げて打鐘前に橋本が先行態勢に。浅井が4番手で犬伏は7番手。橋本が目イチのスパートで浅井は車間を空ける。犬伏は最終ホームから踏み込むが車の出は良くない。最終2角で浅井が犬伏に合わせるようにスパート。最終2センターで一気に前団をとらえ、直線は追走の形になった松谷を振り切った。

 「久しぶりに出し切った感じです。中部は自分一人で背負っていると思い走らせてもらいました。ボクが自力で記念を勝てるのだから中部の若手もどんどん自力で頑張ってほしい」

 若手にエールを送った浅井は、次走のGⅠ高松宮記念杯競輪に照準をピタリ定めた。(緒方 泰士)

 ◇浅井 康太(あさい・こうた)1984年(昭59)6月22日生まれ。三重県出身の38歳、90期。2005年7月、松阪でデビュー。11年寛仁親王牌、オールスター、18年競輪祭でGⅠ3V。15、17年のKEIRINグランプリ覇者。1㍍80、75㌔。血液型O。

 ◆次走 優勝した浅井康太、2着の松谷秀幸、3着の菅田壱道は、ともにGⅠ高松宮記念杯競輪(13~18日、岸和田)。

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