初日特選で見せ場なく終わった根田が奈良準決9Rで底力の片りんを見せた。前受けで叩かれたが、鐘前から強引に巻き返して主導権を奪う。ゴール前は番手の福田に差されたが逃げ脚は力強かった。レース後は「全然だめです。踏み出しが良くないし力が入り切っていないですね」と腰に違和感があるせいかトーンは低い。ただ、「初日よりは腰の動きが滑らかになってきている」と多少は上向く感じだ。
元々、実力は堂々たるV候補の一人。決勝(11R)は稲毛、高橋と強力なライバルが相手だが、本領のパワー駆けで撃破したい。
【奈良FⅠ最終日11R】根田 奮起せねば
2019/12/22