ニュース

【村上引退にライバルは】

 ◆稲垣裕之=(同県の後輩)発表の直前に義弘さんから話は聞いていました。最近は一緒に走るとき、これが最後になるかもしれないと思っていたし、いつかこの日が来ることも分かっていたはずだけど…。実際にくるとすごく寂しい。本当に全てが大切な思い出ばかり。一緒にアツい気持ちでレースに取り組めたし、体にムチ打って努力している姿も、苦しんでいる姿も間近で見てきました。その全てが自分の財産。いまの僕があるのは義弘さんのおかげです。義弘さんが作ってきた競輪に対する姿勢や取り組みを決して忘れることなく、これからも近畿の一員として頑張っていきたい。

 

 ▼浅井康太=自分にとっての競輪の原点は村上さんだと思っています。競輪に関しては1番信頼できる人。ずっと村上さんを見つめながら走ってきました。やっぱり連係できなかったことが1番の心残り。村上さんの前で走ることが一つの夢だったので。14年の大垣記念決勝でそのチャンスがきて〝前で走らせてください〟と志願したけど「俺が浅井や中部の後ろを選択したときは、俺の競輪人生が終わるときだ」と言われて…。きっと今年1月の名古屋FⅠで(山口)拳矢に付いた時点で、引退を決めていたんだと思います。気持ちが切れたんでしょうね。個人的には今後も競輪に携わってほしいと思っています。

 

 ▼小嶋敬二=(村上とは一期違い)思い出はありすぎて一度に語れません。松本整(引退)さんに合宿に呼んでもらって、よく一緒に練習する仲でした。自分や稲垣(裕之)君と違って、決して体力的に恵まれていなかったので、最後は絶対にぶっ倒れていましたね。晩年は腰のケガとかで体はボロボロだったと思う。それでも自分より強いのに何で引退?って感じ。これでは自分が引退できないじゃないか…。とにかく、お疲れさんでした。もう一度、一緒に走りたかったけど、今後の人生も頑張ってほしい。競輪場でまた会えることを願っています。

×