
在所No.1の尾野翔一は落ち着いた走りで連勝を決めた。1走目、2走目ともに道中3番手確保から鋭く追い込んで危なげなく白星を並べた。「もうちょっと早めに仕掛けたかったけど、流れを大事にしたい」と冷静に振り返った。
小学3年から野球に取り組み、高校卒業後は四国アイランドリーグなどでプレー。九州アジアリーグの北九州下関フェニックスに所属していた際、野球に限界を感じてジムで師匠の柳詰正宏(97期)と出会い競輪選手を志した。自転車歴は短いものの、「競輪に向いていた」という高い身体能力を武器に養成所試験に一発合格。記録会では2度のゴールデンキャップを獲得し、競走訓練でも断トツの48勝を挙げた。
今回の目標はもちろん、「完全V」。残りの2走、「チャンスがあれば主導権も取りたい」と果敢な走りで真のNo.1を証明する。
□卒業記念男子7Rメンバー
▽男子7R準決勝
①辺見 竜馬23福島①①
②尾野 翔一25福岡①①
③新垣 慶晃24沖縄②②
④西本健三郎22茨城②③
⑤岩辺 陸20静岡①④
⑥中田 拓也28広島①④
⑦池田 充槻18秋田③④
⑧谷沢 優貴20三重②④
⑨柏野 健吾22岡山⑤②
□卒業記念男子6Rメンバー
▽男子6R準決勝
①水沢 秀哉21千葉③④
②椎名 俊介24茨城①①
③大塚 城19静岡①②
④馬越 裕之24奈良④②
⑤三神 遼矢23福島②①
⑥野中龍之介2302神奈川②②
⑦真木 寛斗22愛知④②
⑧一守 大葵20兵庫②④
⑨川村 峻輝23京都⑤③
□卒業記念男子5Rメンバー
▽男子5R準決勝
①安達 光伸23岐阜②①
②伊藤 涼介23広島③③
③諸隈健太郎24高知④①
④吉岡 優太23茨城④①
⑤長野 魅切22愛媛①⑦
⑥三沢 優樹25福島③③
⑦丸山 留依19静岡①①
⑧加藤 駿27愛知②⑥
⑨杉浦 颯太1902北海道③②