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【記者コラム】さくら実戦で見せた成長力


 今年は愛知から男女合わせて8人の新人がデビュー。すでに、昨年から新設されたルーキーシリーズで初陣を飾っている。その中でもダッシュ力には魅力がある山本さくら(20=愛知、写真)に注目。11年間テコンドーで培った身体能力を武器に、競輪選手の道へ。養成所に在所時はわずか1勝しか挙げられなかったが、デビュー戦となった5月名古屋ルーキーシリーズでは21❷着の活躍で、成長した姿を披露した。
 
 「養成所では1着1回しか取ってなくて自信はなかったけど、ずっと師匠(佐藤亙)と練習しているのが力になっている。ダッシュが持ち味だと思うしスピード練習の成果も出ている」
 
 3月の養成所卒業から2カ月の間に、師匠との充実したトレーニングで急激な進化を遂げている。養成所時代は競輪を覚えるべく苦労を強いられたが、長年テコンドーで培った身体能力はダテではない。実戦でこそ光る脚力であり、これからの伸びシロもたっぷりなダイヤモンドの原石である。
 
 続く大宮初日では落車して鎖骨を骨折。それでも名古屋2日目でライバルを蹴散らしたスピードは間違いなく本物。確かなポテンシャルを秘めている。本格デビューは7月富山(18~20日)。準備期間はたっぷり取れるだけに、まずはケガをしっかり治すことに専念。持ち前のダッシュ力を存分に発揮して、ガールズケイリンに新風を吹き込む。
 
 ◇山本さくら(やまもと・さくら)2001年(平13)6月14日生まれの20歳。愛知県出身。愛知支部。120期。師匠は佐藤亙(85期)。ホームバンクは豊橋。11年間テコンドーで鍛えた身体能力を武器に競輪の道へ。在所順位は14位。21年5月名古屋ルーキーシリーズでデビュー。1㍍62。血液型O。