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【記者コラム】ヤングGP覇者・松井 来月GⅠへ戦闘モード

 昨年のグランプリでしのぎを削った戦士が続々とバンクに戻ってきた。ガールズGP3着の高木真備、4着の石井貴子は京王閣ガールズコレクションのトライアルとなる取手(9~11日)に参戦。1、2着のみに与えられるガルコレ切符を目指したが意外な結果に…。
 
 3番手捲りの久米詩が優勝。打鐘ガマシの太田美穂が2着に粘り、初のガルコレ切符を手にした。石井はかろうじて3着。選考順位は上位でまだ出場の可能性はあるが、5着の高木は出られない。「ホームのガルコレなので何としても出たい」と話していたが、大事に大事に攻めたバック6番手からの捲りは不発。「GP後の初戦がトライアルで難しい面もある」と話していた通り、不安が的中してしまった。GPを勝つために一度はピークに仕上げてからの一戦。改めて調整の難しさを実感させられた。それでも平原康多は立川記念を、松浦悠士は和歌山で行われた岸和田GⅢをV。GP組はさすがの走りを見せている。
 
 現在、開催中のいわき平ではヤングGP上位組が今年初戦。圧巻の捲りでヤングGPを制した松井宏佑=写真=、同4着の高橋晋也の対決は激しい意地と意地のぶつかり合いとなり高橋が5着、松井が6着と痛み分け。松井は「結果を出すことはできなかったが強い気持ちで力勝負することができた」と、すがすがしい表情で話していた。「来月のGⅠ(全日本選抜)で使おうと準備してきたフレームがしっくり来ないが準決は頑張る」と戦闘モードだ。
 
 ♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日生まれ、神奈川県出身の56歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰した。取材する機会の多いミッドナイト競輪は競走得点順に。「何番車ですか?」と聞かれることもなくなった。