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【記者コラム】五輪代表・橋本英也 ミラクル起こせ

 
 東京五輪の開幕まであと9日。ほとんど無観客開催となってしまったが、自転車競技は有観客で開催される予定となっている。
 
 ところで競輪選手が出場する自転車トラック競技はいつ行われるの?恥ずかしながら、数日前まで答えられなかった。日程は五輪終盤戦の8月2~8日。脇本雄太(32=福井)、新田祐大(35=福島)が出場するスプリント決勝は6日、ケイリン決勝は8日に行われる。ちなみに翌9日はGⅠオールスター(10~16日、いわき平)の前検日。女子は小林優香(27=福岡)が出場するケイリン決勝は5日、スプリント決勝は8日となっている。
 
 中距離種目では橋本英也(27=岐阜)が5日の男子オムニアムに出場する。女子では梶原悠未(24=筑波大大学院)が20年世界選手権を制し五輪の金メダル候補となっている。オムニアムは1日で4つの種目を行い順位を決める。スクラッチは男子10㌔、女子7.5㌔の距離で着順を争う。テンポレースはスクラッチと同じ距離で1周ごとに先頭の選手がポイントを獲得する。エリミネーションは1周ごとに最下位の選手が脱落していく。ポイントレースは男子25㌔、女子20㌔で決められた周回の通過順位でポイントが与えられる。トラック種目の中では最もタフな競技となっている。
 
 東京五輪の自転車トラック個人種目でメダルを獲得するとKEIRINグランプリ(12月30日、静岡)、ガールズグランプリ(12月28日、静岡)の出場権が与えられる。短距離種目(スプリント、ケイリン)とは明記されていないので橋本もメダルを獲得すると年末の大舞台に立てるチャンスがあるのだ。
 
 ただ橋本は現在A級2班。グランプリ選考が行われるGⅠ競輪祭最終日(11月23日)までに3場所連続完全優勝でS級へ特別昇級しないといけないという条件がつく。とにもかくにもメダルを獲ることが先決。伊豆ベロドロームから朗報が届くことを待っている。(亀田 克也)