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【記者コラム】奥井迪「また大舞台で走りたい」

 6日に幕を閉じた向日町競輪「京初夢賞(FⅠ)」のガールズケイリンの決勝戦は戦前の予想通り、奥井迪と柳原真緒の連勝対決となった。単調なレースとなり、正攻法から逃げる奥井を3番手のポジションから柳原が捲って完全Vを達成。昨年10月の福井以来、5場所ぶりの優勝で、22年の好スタートを切った。2人の年齢差は16。柳原が若さに任せて奥井をねじ伏せたが、奥井も相変わらず元気いっぱいだった。
 奥井は昨年12月19日に40歳の誕生日を迎えた。「40代になったけど、衰えは感じていません。今が一番良い状態ですね」と確かな手応えをつかんでいる。一時は「先行で自信をなくしていた」とのことだが、昨年の9月に自転車を替えて「自分に合った乗り方が分かって、なじんできました。踏み出しが良くなった」。それが1着を量産した昨年の後半戦の好調の要因につながった。
 そして年末のガールズGPのレースに衝撃を受けたことで、さらに気持ちを新たに戦うことを決意した。優勝戦は最終3番手から強烈に捲った高木真備。児玉碧衣のグランプリ4連覇を阻止しての快勝劇だったが、奥井が最も印象的に残ったのが、最後方からカマした小林優香の動きだ。「あの舞台でいくのがすごい。あれで全て流れが変わった」。勝ちにこだわらず思い切って仕掛けた小林の攻めの競走に大いに刺激を受けたようだ。
 「グランプリ出たいですね。あの舞台で走りたい」ときっぱり。レベルがアップしているガールズケイリンだが、年末の大舞台を目指して、22年は前半から一気に駆け抜けるつもりだ。 

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