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【記者コラム】安定感を増している南円佳

 22年のGⅠ初戦となる「第37回全日本選抜競輪」が、今日23日に取手で決勝戦を迎える。連日の激闘を突破したベスト9により争われる。注目の大一番は16時30分に発走予定。新型コロナウイルスを吹き飛ばす熱戦に期待したい。

 コロナ禍で今年は開催中止や、打ち切りが続出しているが、そんな中で17~19日に開催された和歌山FⅡガールケイリンでは「一走でも(ちゃんと)走れるように、開催があることを祈っています」と本音をもらしていた山原さくらが連日、危なげない走りで人気に応えて完全Vを達成。この勢いに乗って突っ走っていきたい。

 その山原に決勝戦では完全に力負けした南円佳(22=鹿児島)。「中止続きで(実戦が)久々なので緊張します」と32❸着と未勝利に終わった。しかし、競走得点は55点超えと、ひと皮向けた印象だ。

 「一時は48点台まで落ちたが、レースで落ち着いて走れるようになって調子が上がってきました」

 昨年は参戦した31場所全てで決勝戦へ進出と抜群の安定感。昨年11月小倉のガールズグランプリトライアル(トパーズ)のトップクラス相手で決勝3着など大健闘した。

 「自力で戦っていきたい気持ちがあって悩んでいたが〝自力自在〟にして(自分の)自力を出せるとこから仕掛けられるようになって感じがいい。それに後方に置かれなくなりました」と幅を持たせたことが結果につながった。

 今年の目標は「昨年の3Vを上回りたいし、自力の決まり手も増やしたい」。

 22年はまだ序盤だが、一段と成長の跡が見られる。自力主体の自在戦法でガールズのトップクラスを脅かすか。(下野 章雄

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