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【記者コラム】強い115期 中四国は外田

 7月にデビューした115期生がチャレンジ、A級一、二班戦を舞台に若さを前面に出したレースで活躍している。出世頭は高橋晋也(25・福島)で、チャレンジを4場所でクリア、A級一、二班戦は8連勝での最終日中止があり、チャレンジから20連勝で10月12日に115期初のS級特別昇級を決めた。ナショナルチームに所属し、持ち味のスピードはすでにS級トップクラスのもの。S級初戦から大暴れ必至だ。
 
 この高橋に続くのが坂井洋(24・栃木)、外田心斗=写真=(21・愛媛)。坂井は養成所1位のエリート。現在6連勝中で、24日からの大宮で9連勝S級特進が期待されている。同県の先輩・神山雄一郎二世の活躍が期待される。外田は4位で高校では三段跳びで活躍。体のバネを生かしたダッシュ力が持ち味だ。チャレンジを4場所でクリア。9月別府の一、二班戦では完全Vを決めている。
 
 取材に来ている松山で外田に話を聞くと「地元で走るのは初めてです。練習グループの人と走るのが目標でしたから気持ちが入ります」と少し緊張した面持ちで話す。そう22日からの開催は師匠の日野博幸と同じ配分だったのだ。今の競輪の師弟関係は昔ほどの厳しさはないが、それでもデビュー前から世話になった師匠の前で走るのはプレッシャーだ。ここでワンツーを決めれば精神面でも大きく成長する。
 
 「同期の特進のことは意識していません。上がれたらラッキーぐらいの感じです。コツコツと力を付けて結果が付いてくればいいです」と話す。練習ではS級一班の松本貴治を離すこともあるという。近い将来は中四国を代表する選手としての活躍が期待される。(緒方 泰士)