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【記者コラム】拳矢と大舞台タッグ 橋本ヤングGPは通過点

 ついに大舞台でタッグを組める。10月26日、ヤンググランプリ(12月28日、平塚)の出場選手が発表された。9番目に滑り込んだのが橋本優己(22=岐阜・117期)。急成長を遂げる中部の新星だ。「目標にしていたのでうれしい。これでやっと拳矢さんと同じ舞台まで来ました」。出場メンバーには尊敬する同県同期・山口拳矢(26)の名もあった。

 今年1月にS級デビュー。5月に早くもS級優勝を飾った。8月のオールスターでGⅠデビューし、1着もゲット。めきめきと力を付けて名を売った。「思っていたよりもやれているという感じ。ただ、ビッグで110点クラスの自力選手と戦うと、かなり差がある。まだ脚力が全然足りない」。満足しつつも課題も明確に感じている。

 そんな22歳の礎となったレースがある。デビュー2戦目、伊東のルーキーS。初めて山口拳とタッグを組んだ。ただ、番手についた橋本は落車失格。反対に山口拳は、その伊東を完全V。そこからスター街道を突き進み、史上最速でビッグレースを制した。「拳矢さんはアマチュア時代から一緒に練習していて意見交換している。一緒にヤングGPに乗りたいと言ってもらえていたし、やっとですね」(橋本)。デビューから2年半が経つ。あの落車から成長を示し、2人で最高の結果を出したい。

 「来年以降、GⅠで活躍したい。あくまでヤングGPは通過点だと思っている。何年後か、拳矢さんと一緒にGPを走っていたらいいですね」と真っすぐ前を見て口にした。2カ月後の28日はもちろん楽しみ。それよりも5年後、いや3年、いやいや1年後の12月30日、大一番でこの2人を見たい…。今から心が高鳴る。

 ◇渡辺 雄人 (わたなべ・ゆうと)1995年(平7)6月10日生まれ、東京都出身の27歳。法大卒。18年4月入社、20年1月からレース部・競輪担当。今年から中央競馬との二刀流に挑戦。愛犬の名前は「ジャン」。117期と同じ年に記者デビューしたため、勝手に〝同期〟と思っている。

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