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【記者コラム】石塚 7車立てでレベルアップ


 GⅢ以下の7車立て9レース制は9月いっぱいで終了する。10月からは新しい開催の枠組みでFⅠ、FⅡは7車立て12レース制(ガールズが含まれる場合もある)。GⅢに関しては9車立て12レース制(ガールズが含まれる場合もある)で行われる。FⅠ以下では7車立てが定着しつつあるが、単純にレース数が増えるのは魅力のひとつだろう。そしてGⅢでは9車立てが戻ってくる。動きが単調な7車立てに比べて、9車立ては位置取りや仕掛けどころなどの駆け引きが増えてくる。その分、9車でしか味わえない迫力あるレースを堪能できる。加えて7車はオッズが集中するが、9車になればオッズが分散されて高配当にも期待できる。番組次第にはなるが、本命党は7車で、穴党は9車で勝負するのが醍醐味になるか。

 7車立ての間に脚力を磨いて上のステージを目指している選手も多い。開催枠組みが変わった7月からコンスタントに優出を果たしている石塚輪太郎(26=和歌山、写真)はレースぶりに大きな変化があった。積極性が増して、最終バック数も増えて成績が上昇。「7車立ては走りやすいのもあるけど、積極的に行った方が結果もいい。脚は昔のように先行、捲りでやってた頃のいい感じになっている。積極的に動くことで、9車に戻った時に生きてくるものがあると思う」。原点回帰して調子を取り戻しているのもあるが、さらに上のステージでの活躍を目指してレベルアップを果たしている。確かな意識改革が行われていて、馬力は光るものがある。持ち前の自在性に加えて、7車立てで磨いたパワーは実に強力だ。今後、G戦線でさらなる躍進が期待できるひとりだろう。(栗林幸太郎)