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【記者コラム】競輪ファン至福の12月

 競輪ファンが一年で最も長い時間をかけて、一つのレースを予想する季節がやってきた。KEIRINグランプリ2021(12月30日、静岡)。東京オリンピック日本代表の名前がないのは残念だが、豪華な顔ぶれ。まずはメンバーのおさらい。

松浦 悠士(31=広島)
郡司 浩平(31=神奈川)
平原 康多(39=埼玉)
古性 優作(30=大阪)
吉田 拓矢(26=茨城)
清水 裕友(27=山口)
佐藤慎太郎(45=福島)
守沢 太志(36=秋田)
宿口 陽一(37=埼玉)

 車番は21日に決まる。また現段階では山口拳矢(25=岐阜)が予備選手となっているが、24日の午後5時までに正選手に欠場がなければ予備権利は消滅し、確定しているヤンググランプリへの出場に移行する予定。代わって浅井康太(37=三重)が予備選手となるが、ではその後に正選手が欠場した場合は?前例がない事態なので、再考されたのち発表されるとのことだ。

 さて今年は関東地区から3人のGⅠ覇者が生まれた。並びはまだ未定だが、吉田は競輪祭V後に前回りを公言している。あとは後ろだ。普通なら番手は実績上位の平原だろう。ただ宿口も高松宮記念杯V後は、平原の前でグランプリを戦うため自力を磨いてきた。平原の人柄的にはその気持ちをくんで3番手を選択する可能性も十分にある。

 松浦、清水の前後は常日ごろ直前の話し合いで決まる。昨年は松浦、2年前は清水が前。今年は?松浦は明日から始まる広島記念に出場。そこで並びに関するヒントが見えてくるかも。

 郡司には連係実績もある佐藤が付ける流れが濃厚。守沢は3番手?自分で、もしくは古性に付けるという選択肢もなくはないが。

 こんなことを考えながら飲む酒はとにかくうまい。どのような並びになろうと、誰が勝っても、納得できるレースを見せてくれれば満足。競輪ファンとはそういうものだ。記者も最高の紙面をお届けできるように死力を尽くす。
(岡田 光広)