ニュース&記者コラム

松浦 無敵完全V 広島GⅢ「ひろしまピースカップ」

 広島競輪の開設69周年記念「ひろしまピースカップ(GⅢ)」は12日、12Rで決勝戦が行われ、松浦悠士(31=広島・98期)が町田太我マークから抜け出しV。今年8月松戸以来13回目のGⅢ優勝を決めた。2着は捲り粘った町田。3着は阿部拓真だった。
 
 落ち着いた並びは前から町田-松浦-池田-三登、野原-大坪、阿部-和田に単騎の阿竹。残り2周のホームで町田が突っ張るが、阿部が町田を封じて出させない。さらに野原が打鐘でたたいて先行態勢に。阿部は3番手。引いた町田が打鐘4角からスパート。豪快に前団をとらえるが、3番手の池田は遅れる。阿部は3番手にスイッチ。直線では町田が押し切る態勢だったが、車間を空けた松浦が鋭く伸び切ってV。松浦はウイニングランでガッツポーズで声援に応える。
 
 「お客さんの前で優勝した姿を見せたかった」
 
 今年は地元で2回Vを果たしていたが無観客。今回は4日間、地元ファンの前で走れたことで感謝の言葉を口にする。今年はダービー王となり、すでに10回のVを数える。地元記念を勝ち、最高の状態で迎えるのが30日のグランプリだ。
 
 「ここに入る前はきつめの練習をしてきたので、これからは調子を整えていきたい。もちろん優勝を狙います」
 
 悲願のグランプリ制覇へいざ出陣だ。(緒方 泰士
 
 ◇松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島県出身の31歳。競輪選手養成所98期13位で2010年7月デビュー。通算成績は1010戦290勝。GⅠ優勝3回。1㍍68、73㌔。血液型O。
 
 ◆次走 優勝の松浦悠士は静岡KEIRINグランプリ(30日)、2着の町田太我は静岡ヤングGP(29日)、3着の阿部拓真は京王閣FⅠ(20~22日)。

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