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【記者コラム】近藤 復活の強烈捲りに注目

 小倉競輪祭と同時進行で行われていた「KEIRINフェスティバル」松戸(18~20日)で近藤隆司(37=千葉・90期、写真)を取材した。

 近藤といえば、マニアと言っていいほどダイエットと筋トレに傾倒。今期の前半はトレーニングのやり過ぎで腰を痛め、それどころではなかったが体も回復。大好きなトレーニングも以前と同じくらいこなせるようになった。検車場に姿を見せたのはラスト。朝はいつものようにしっかり筋トレを行ってから現場に到着した。「2、3㌔ほど太って体は重いが、以前より重い重量を上げられるようになってきたし、上げられた方が調子がいい」。単騎で戦った初日特選、準決を得意の捲りで連勝。決勝は惜しくも3着だったが復活近しを感じさせる走りだった。

 「次は武雄の記念。競輪祭組は不在だし、久々に記念でいいところに行けるようにしたいね」と話していた。そして話題はどうしても競輪祭に。「競走得点が110点くらいあった時は普通にGⅠに乗れていたのに、今になってその大変さがよく分かるようになった。競輪祭のどの予選を見ても〝どうすれば自分が勝てるんだ〟という番組ばかり。でもまたあの舞台で戦えるように頑張りたい」。16年には全日本選抜で決勝4着、競輪祭でも決勝6着がある。絶好調だった頃の千葉記念で顔を合わせるたびに「体脂肪率が、食事は鳥のささ身が」とダイエット談議に花が咲いていたのが懐かしい。まだまだ老け込むのは早い。筋トレで築き上げた強じんな体から繰り出す強烈捲りでスタンドを沸かせてほしい。武雄は初日7Rに登場。その走りに大いに注目している。

 ◇狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日生まれ、神奈川県出身の57歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰した。取材する機会の多いミッドナイト競輪は競走得点順になり「何番車ですか?」と尋ねられることもなくなった。