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【記者コラム】S級2班の選手でビッグ配当狙え

 大垣競輪場でのGⅡウィナーズカップの開幕があす21日に迫ってきた。このウィナーズカップは3月に行われていたダービーが5月のゴールデンウイーク期間中にに変更されたため、その隙間を埋める意味もあり、2017年からスタートし今年で3回目となる新設のビッグレースだ。

 

 大きな特徴は他のビッグレースと異なり競走得点上位者からでなく、前年の7月から12月までの6カ月で1着回数の多い選手から選ばれることにある。加えて昨年のヤンググランプリ出場選手が優先して選ばれる。その結果、金子貴志、稲垣裕之、井上昌己ら大物選手の名前が出場メンバーからもれている。S級シリーズで1着を重ねたS級2班の選手が26人も出場し、初めてビッグレースに出場する選手も多くトップクラスを目指す選手の登竜門となっている。

 

 車券の狙いで考えると、当然、常連であるSS班を中心としたビッグネームの選手が人気の中心となるので、彼らS級2班の選手が車券に絡むと配当はグンと跳ね上がる。そこがこのシリーズの面白いところだ。

 

 注目する選手は多いが、地元の岐阜に狙い目となる2班選手が多い。昨年後半からメキメキと力を付けてきたのが不破将登。パンチの利いた自力が持ち味で、S級シリーズではつねにV争いを演じている。川口聖二も波に乗れば力以上の走りを見せる。豪快な走りが持ち味の松岡篤哉も一時のスランプから脱した。そして勢い加速する瀬戸内勢からは北村信明。3月玉野記念決勝3着のヒットを飛ばしている。九州の中本匠栄も鋭いまくりを武器に好調をキープしている。関東の伊早坂駿一のパワーあふれる先行も見逃せない。

 

 彼ら2班の選手は勝ち上がりレースではトップ選手の厚いカベにはね返されるかもしれない。しかし、残りの〝負け戦〟では穴党ファンの期待に応える「ウィナーズ」の活躍に期待だ。(緒方 泰士)