ニュース

【記者コラム】10月からウィズコロナ第2形態へ

 きょう9月9日は救急の日。台風10号の猛威は直撃した沖縄、九州地方だけではなく、遠く離れた東海地方にも局地的大雨や落雷、大嵐をもたらした。自然の猛威の前では人間は無力である。

 いつ起こるか分からない災害に加えて、新型コロナウイルスもいまだに終息のメドが立たない。ワクチン開発では今のところロシアが一歩リードしているようだが、全世界の人々にわたりゆくまでは、少なくともあと1、2年はかかる。来年に延期した東京オリンピックも、果たして無事に開催できるのだろうか…。まだ始まったばかりの令和。未知なるものとの闘いが次から次へとやってくる、激動の時代である。

 話がそれてしまったが、きょうは岐阜記念の前検日でもある。今年は感染症対策として7車立て9レース制で行われる。記者はこのシステムで行われる記念競輪の取材はこれが初めて。4日に10月以降の記念開催が9車立てに戻ると発表があったばかりなので、個人的には最初で最後の7車立て記念となる。ウイズコロナ・ファーストステージが生み出した特殊な概定スタイル。しっかりと記憶に刻み込みたい。

 ちなみに10月以降もFⅠ、FⅡは7車立てレースが継続される。開催自粛や無観客開催が長引いて一時は大きく落ち込んだ売り上げも、ネット投票人口の急速拡大などによりコロナ禍以前とも変わらないほどの水準に戻った。もしその要因の一つに、分かりやすくて当たりやすい「7車立てレース」という項目が含まれている可能性があるとすれば、その選択肢は一気に廃止しない方が賢明である。

 まずは来年の3月までがウイズコロナ・セカンドステージの試用期間となる。ファンが求めているもの、選手が求めているもの、主催者側が求めているもの。全ての観点からじっくりと分析して、より時代に沿ったスタイル「サードステージ」を生み出してほしい。(岡田 光広)