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【記者コラム】10月から開催変更と期待のルーキー

山口拳矢

 

 先日、20年10月~21年3月までの日程が発表された。開催の枠組みに関して変更がありFⅠ、FⅡは7車立て12レース制(一部ガールズも含む)。GⅢは基本9車立てで行われる。

 

 GⅢの開催要項としては3パターンあり、3日制の場合はS級10レース、ガールズが2レース。4日制の場合はS級12レース制、もしくはS級9レースにガールズ3レースが入る。大まかな変更点としてはレース数の増加に、GⅢでは9車立てに戻って、よりレースでの駆け引きが繰り広げられそう。

 

 またGⅢでの単発レースはレインボーカップA級、チャレンジファイナル。ルーキーチャンピオン、ガールズフレッシュクイーンに、今年新設されたルーキーシリーズ成績上位者による企画レースとなっている。

 

 ルーキーシリーズで小倉、伊東と連覇を飾ったのは元競輪選手・山口幸二氏の次男である山口拳矢(24=岐阜)

 

 在校時にはゴールデンキャップを獲得するなど、非凡な能力を発揮。プロデビューを果たしてからも自慢の脚力で名古屋、四日市、豊橋とチャレンジ3場所連続完全Vを達成して特別昇班。

 

 A級一、二班戦のデビューシリーズである8月四日市では「不安の方が大きい」と若干弱気な一面をみせたが、フタをあけてみれば3連勝でV。とくに準決と決勝は圧巻の内容。準決では軽快に捲って圧勝。バンクレコードにコンマ2秒迫る10秒7の上がりタイムを記録。決勝では売り出し中の後藤悠の先行を出脚鋭く捲って、後続を6車身離してVを飾った。「スピード感にも慣れてきた」と一、二班戦のレースにも順応している。これでルーキーシリーズからの連勝記録を18に伸ばした。勢いは加速するばかりで、このまま連勝を重ねてS級特進も現実的だ。

 

 いずれにしても中部地区期待のルーキーから目が離せない。(栗林 幸太郎)