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【静岡KEIRINグランプリ ヤングGP】太田ヨッシャ~昨年の雪辱V 

↑優勝した太田は四国の仲間に胴上げされる

 

 何度も拳を突き上げた。太田は「ゴール前は微妙な感じだったけど、VTRを見てヨッシャ~と思った」。ヘルメットをスタンドに投げ入れ喜びを爆発させた。

 

 レースは太田―島川―南―山崎―竹内―佐伯―松本―佐々木―門田で周回。赤板前から上昇した竹内―佐伯を松本―佐々木―門田が叩いて主導権。門田は立ち後れて外を踏んだ南と3番手を並走。竹内は4番手、山崎は7番手、太田は8番手で最終ホームを通過。山崎の巻き返しは佐伯に阻まれ不発。太田は最終バック手前から内を突き、内の門田と外の竹内の間を縫ってスパート。3角から番手まくりに出た佐々木、佐々木に切り替え直線で伸びた南をゴール寸前でとらえ大外を突き抜けた。

 

 昨年は½車輪差の銀メダル。しかし、ほろ苦い経験を結果に結びつけた。「無駄脚を使わずに脚をためて優勝を狙う」の思惑通り、120点満点のレースだった。賞金の使い道については「お世話になった方々に恩返ししても余るので自分にご褒美をあげたい」。

 

 今年はこれまで優勝0回だったが、GⅡ共同通信社杯、GⅠ競輪祭と決勝に進出するなど成長。「まだまだ力不足だけど来年はグランプリに出たい」。大きな夢に向かって走り出した。(出田 竜祐

 

 ♤太田 竜馬(おおた・りゅうま)1996年(平8)4月4日生まれ、徳島県小松島市出身の22歳。県立小松島西高卒。109期。師匠は山本宏明(40=徳島)。16年7月プロデビュー。通算成績は208戦89勝。優勝11回。通算取得賞金は7132万円。17年8月オールスター(いわき平)でGⅠ初出場。1㍍75、71㌔。血液型A。

 

 ▼南  潤(2着)最終3角で、もらったと思ったら…。それまでに脚を使っていて自転車が進まなかった。
 ▼佐々木豪(3着)松本さんが行ってくれたのに勝てないのは悔しい。
 ▼島川将貴(4着)太田君との連結を外した。内を行ったけど完全に脚不足。
 ▼山崎賢人(5着)(佐伯の)2回目のブロックがきつかったです…。
 ▼佐伯辰哉(6着)きれいに仕事をして2、3着に入れれば良かったけど。
 ▼門田 凌(7着)3番手の走り方が分かってなかった。変に動いてしまった。
 ▼松本貴治(8着)出切ってからは流せなかった。
 ▼竹内 翼(9着)位置を取ろうと思っていたけど太田君に内をすくわれた。