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【静岡KEIRINグランプリ2018】平原「GPを今年のベストレースに」

↑朝の指定練習を終え、笑顔を見せながら自転車を整備する平原

 

 三谷、脇本を擁する近畿勢が席巻した18年。その一方で、GP常連の平原、武田の関東勢は苦戦を強いられた。しかし、このまま終わるわけにはいかない。大一番での逆襲を目指す。

 

 「GPを今年のベストレースにして終わりたい」と会見で話したのは関東の大黒柱・平原だ。今年はGⅡ共同通信社杯の優勝はあるものの3年ぶりGⅠ無冠。「納得するような会心の走りはなかった」と振り返った。それでも試行錯誤を繰り返した末、9月以降は良化ムード。「ようやく見えてきたものがある」と間に合わせた。

 

 GPは8回挑戦し、最高成績は初出場した08年(平塚)の2着。「悔しい思いしかしていないし重みを感じる。全てを出し切らないと」。悲願成就へ関東勢2車の先頭でどんな立ち回りを見せるのか。

 

 14年覇者の武田は競輪祭最終日まで勝負駆けを強いられた。通算10回目のGP出場に「毎年今年が最後という気持ち」と明かした。しかし、好材料なのが体の状態だ。昨年は8月の骨盤骨折を乗り越えた中での2着。それに比べれば「今年の方が体調はいい。それに年齢を重ねるとトーナメントではない方がいい。走らなければ走らない方が状態はいい」と笑顔を見せた。

 

 この日は1人だけバンクに出ず、青色から燃える闘魂カラーの赤色にした新車を入念に調整。「平原君とはオールスター(初日)でワンツーを決めたし、こうして2車で走れるので食らいついて走るだけ」。2度目の戴冠へ、静かに闘志を燃やした。(出田 竜祐)