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ファン・選手ら50人で熊本500バンクにお別れ

500バンクさよならイベントに多くのファンがつめかけた

 16年4月の熊本地震で被災し、レースの開催がストップしている熊本市の熊本競輪場で「500バンクさよならイベント」が行われた。

 熊本競輪は24年度での再開が決定し、これまでの周長500㍍走路から400㍍走路に生まれ変わる。11月からの工事開始を前に、日本競輪選手会の熊本支部がイベントを企画し、SNS等で告知。新型コロナ感染拡大防止の観点から参加者を50人に制限して、ファンや地元・熊本支部の選手、その家族らが500バンク最後の雄姿を見ようと集まった。

持参した自転車で競輪場を走行する参加者

 秋晴れの下、参加者は走路を楽しみ、最後はそれぞれが持参した自転車で、普段は走ることができない競輪場を堪能した。

 イベントに参加した熊本支部長の時松正は「最後にいい形で終わりたかったので、このような形でファンの方に楽しんでもらえる機会がつくれて良かった。震災から5年以上。長かったけど、熊本競輪の再開が決まったことは本当に喜ばしい。アマチュア時代から30年以上もお世話になった500バンクがなくなってしまうのは嘘みたいだけど、新しいバンクで走れることをモチベーションにして、熊本支部が一丸となってこれからも頑張っていきたい」と思い出のつまったバンクを見て目を細めた。

 なお熊本競輪場での場外車券発売は従来通りに行われる。