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三谷 地元・奈良でGⅢ初V

 奈良競輪の「施設整備等協賛競輪in奈良 秋篠賞(GⅢ)」は2日、決勝戦が行われ4角で内に突っ込んだ三谷将太(35=奈良・92期)がゴール前で抜けだし、地元でGⅢ初優勝を飾った。
 
 レースは石原―福島―大川―中西―三谷―鷲田―久木原―吉田―松崎で周回。残り3周を前に上昇した吉田―松崎が、先頭の石原に並びかけて前に出るチャンスをうかがう。ただ誘導が退避した瞬間に石原は踏み上げて吉田を出させない。吉田は元の8番手に戻る。打鐘で石原が一気にペースを上げて一本棒のままでレースは進む。最終ホームで4番手の中西が仕掛けるが車は出ない。中西にマークしていた三谷は石原―福島―大川のラインに切り込む形で番手を上げていく。最後は石原をかわして1着でゴールを駆け抜けた。
 
 「内がガラ空きになった。この1着は最高にうれしい。奇跡が起こったんだと思う」と殊勲の三谷は喜びをかみしめた。昨年7月の福井GⅢで負傷(鎖骨骨折など)して長期の戦線離脱となった。1月に復帰してからも苦しい戦いの連続だった。今節も3戦連続2着での勝ち上がりだったが、復帰して初めての1着がGⅢ優勝と勝負強さを発揮した。「これで競輪祭に出られる。GⅠで走ることを目標にしているんで、それまでに脚を仕上げたい」。厳しいマーク戦法を武器に、グレードレースでも大暴れを狙う。
 
 1着の三谷将太と3着の福島武士は福井FⅠ(5月14~16日)、2着の石原楓は向日町FⅠ(5月10~12日)に出場する。