
北井佑季(神奈川・119期)は、ドーピング検査において禁止物質が検出された事実によるドーピング違反と認定され、出場あっせん停止(2025年3月1日から3か月間)が決定したことにより、S級S班選出委員会(2025年2月27日実施)においてS級S班から除外され、S級1班に格付けされることが決定した。
また、北井のS級S班からの除外に伴い、犬伏湧也(徳島・119 期)をS級S班追加選出者とすることを同委員会において決定した。
【参考】北井佑季選手ドーピング違反に係る経緯(概要)
2024年12月29日(日):当該選手がドーピング検査の対象選手となり、尿検体を採取する。
2025年1月29日(水):分析機関より、当該選手のA検体から禁止物質である蛋白同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出されたとの通知を受ける。
2025年1月30日(木):当該選手に対しあっせん保留の措置(2月および3月のあっせん取消)を講じる。
2025年2月13日(木):当該選手の希望により、分析機関においてB検体の分析を実施する。
2025年2月14日(金):分析機関より、当該選手のB検体からA検体の分析結果と同じ禁止物質代謝物が検出されたとの通知を受ける。
2025年2月20日(木):当該選手をドーピング違反と認定する。
2025年2月27日(木):当該選手に対し出場あっせん停止の措置(3月1日から3か月間)を決定する。
2025年2月27日(木):当該選手に対しS級S班からの除外を決定する。