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和田 地元記念初V 小田原GⅢ北条早雲杯争奪戦決勝

 
 小田原競輪の開設71周年記念「GⅢ北条早雲杯争奪戦」は30日、9Rで決勝戦が行われ 和田真久留(29=神奈川、99期)が17年11月の防府記念以来、3年ぶり2回目の記念優勝を飾った。

 レースは郡司がスタートを決めて松井―郡司―和田が前団。吉沢―佐藤―松浦―東口が続いて周回。残り3周から松浦―東口が上昇して松井の番手に追い上げて郡司―和田の外並走。松井が徐々に踏み上げると打鐘過ぎの2Cで郡司が松浦に競り勝つ。松浦は再度追い上げるが郡司が松井の番手を確保して和田が続く。

 最終H前6番手から吉沢―佐藤で巻き返すと最終2角過ぎに郡司が吉沢をけん制。吉沢の後ろの佐藤が落車(郡司は押上げ失格)。松井―郡司―和田で直線勝負になり、和田が松井と郡司の中を伸びて優勝。

 和田は「レースは前の2人(松井と郡司)に任せて3番手の仕事に専念した。優勝はできたけど郡司君の失格が残念で…」。前を任せた同期同学年の郡司の失格に複雑な表情を見せた。

 今回は和田本来の切れのある自力勝負でなく3日間とも番手戦での勝ち上がりだった。予選1が松井宏佑、予選2が渡辺雄太、準決勝が郡司浩平。「南関のトップの選手の番手を回り強さを感じたが、(今後は)自分も自力の力をつけてタテの脚をつけたい。そして南関の中で自分の役割を果たせるように頑張っていきたい。今年は自分が優勝したが、小田原記念の優勝者が神奈川から出続けるように頑張っていきたい」と南関ラインの重みを改めて感じた地元記念優勝だった。

和田真久留(わだ・まくる)1991年(平3)3月2日生まれ、神奈川県藤沢市出身の29歳。県立横浜桜陽高卒。11年1月プロデビュー。通算成績は706戦206勝。1㍍72、69㌔。血液型B。

 ◆次走 優勝した和田真久留は取手FⅠ(9月29~10月1日)、2着の松井宏佑は共同通信社杯(伊東、9月18~21日)、3着の松浦悠士は岐阜記念(9月10~13日)。