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奈良FI「青垣賞争覇戦」小林 完全V捲り

 奈良競輪ナイター「青垣賞争覇戦(FⅠ)」は2日、12RでS級決勝戦が行われ、鐘3半から捲り返した小林泰正(27=群馬・113期)が押し切って、昨年2月立川FⅠ以来の優勝を飾った。2着はマーク恩田淳平で群馬ワンツー決着だった。3着は長島大介。

 勢いそのままに小林が圧巻の3連勝で締めくくった。しかも、先輩・恩田との群馬ワンツー決着を決めた。

 レースは正攻法の小林―恩田を青板3角過ぎに叩いた長島―杉森が流し気味に逃げるところを、松坂洋が鐘で強引に叩き先行態勢。さらに鐘3半から巻き返した小林が捲り切る。マークの恩田を¼輪差で振り切り、今年初優勝を飾った。

 「めちゃ調子が良かったです。初日で走れる自信が付いていた。緩んだ瞬間、どっからでも行こうと決めていました。(恩田と)ワンツーで最高です」

 先輩とのワンツーを決めての優勝だけに、最高の笑顔。好調の要因はフレームを戻したことにあった。

 「(グレードレース用に作った)フレームが良くなったんで、今回は前のに戻しました」

 その効果はてきめんで、連日の動きは見事の一語。今後の目標は「記念とかGⅠでもしっかり走って勝ち上がれるようにしたい」と話す。今シリーズの勢いならこのまま突っ走る気配だ。(下野 章雄)

 ♢小林 泰正(こばやし・たいせい)1994年(平6)8月12日生まれ、群馬支部所属の27歳。113期生として18年7月前橋でデビュー。地脚を生かした先行、捲りが武器。通算成績は298戦109勝。通算優勝は17回。1㍍68、66㌔。血液型A。

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