▽選考基準
参加選手は108人、補欠8人。開催時S級に在籍している中から以下の順で選抜。
①S級S班在籍者(守沢太志は斡旋停止、脇本雄太は病気のため欠場)
②開催時S級1班で過去3回以上、寛仁親王牌を優勝した者
③東京五輪自転車競技トラック種目代表選手
④世界選トラック種目出場者
⑤世界選に準じる国際大会トラック種目の1~3位
⑥アジア選ケイリンおよびスプリント1位
⑦過去の五輪自転車競技トラック種目メダリスト(全プロトラック種目出場予定かつ開催時S1)
⑧選手選考対象期間において2カ月以上JCFトラック種目強化指定Aに所属した選手(同)
⑨全プロトラック競技出場予定者で平均競走得点上位者
⑩上記①~⑨で108人に達しない場合は地区プロ出場者から平均競走得点を勘案し推薦
※競走得点の選考期間は21年2~7月。
▽バンク傾向
周長400メートル。みなし直線距離は63.1メートルで、現在レースで使用されている31個の400バンクの中で武雄に次ぎ、2番目の長さを誇る。最大カント(傾斜)は32度24分17秒。過去1年間98レース(S級戦に限る)における1着の決まり手の割合は「逃げ」14.3%、「捲り」30.6%、「差し」55.1%。同時期、同周長の全国平均は「逃げ」17.1%、「捲り」30.4%、「差し」52.4%。データからも直線の長さから逃げが決まりづらく、差しが良く決まっていることが分かる。最高上がりタイムは山崎芳仁の10秒6(10年6月15日)。