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村上義巻き返しGⅢV 宇都宮開設記念決勝

↑宇都宮記念を優勝した村上義(中)を祝福するお笑い
コンビ「U字工事」の福田薫(左)と益子卓郎

 

 宇都宮競輪GⅢ開設70周年記念は19日、第12Rで決勝が争われ、村上義弘(44=京都・73期)が18年10月の松戸GⅢ以来、通算35回目のGⅢ優勝を飾った。

 

 残り2周から渡辺―近藤―小埜―勝瀬が上昇すると前受けの長島―神山も踏み出して渡辺の番手に飛び付く。渡辺の後ろはインが長島―神山、アウトが近藤―小埜で競り合いが続く。7番手以降は村上―菅田―浅井で最終ホームを通過。最終1Cから9番手の浅井がまくって出ると7番手の村上が浅井に切り替えて菅田が続く。浅井―村上―菅田でまくる流れになり直線で村上が魂の差し切り。

 

 村上は「自分で踏んで行こうと思ったら浅井君が仕掛けたので続く流れになった。タテの勝負をしようと思っていたから対応できた」と喜びを語った。

 

 また「全日本選抜、日本選手権とふがいない成績が続いていたし、練習しても練習しても悪くなる時期もあった。今もそうだけど地元地区の高松宮記念杯(6月13~16日・岸和田)に向けてまた頑張りたい」と続けた。
 「21日に松本整さん(京都・引退)の還暦祝いがあるので(弟の)博幸や稲垣も集まる。(この優勝で)整さんに(最近の不甲斐ない成績を)怒られないですみます(笑)」と心の師匠である恩人(5月20日生まれ)の誕生祝いができてホッとした表情も見せた。 (中林 陵治)

 

 ♤村上 義弘(むらかみ・よしひろ)1974年(昭49)7月6日生まれ、京都市出身の44歳。私立花園高卒。94年4月プロデビュー。通算成績は1990戦620勝。主な優勝は第18回全日本選抜(02年)、第46回オールスター(03年)、第64、66、67、69回日本選手権(11、13、14、16年)、グランプリ2012、2016。1㍍70、75㌔。血液型O。

 

 ◆次走予定 優勝した村上義弘、2着の菅田壱道、3着の浅井康太の次走は松山全プロ記念(25、26日)。