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武雄FI最終日決勝 上田 地脚見せつけS級3V

優勝カップを手に井上茂徳氏と記念撮影に応じる上田尭弥(左)

 武雄競輪の「日本名輪会カップ第23回井上茂徳杯」(西日本カップ)は最終日の30日、12RでS級決勝が争われ、6番手2角から捲った上田尭弥(23=熊本)が昨年12月の小倉FⅠ以来、3回目のS級優勝を飾った。またガールズ10R決勝は断トツ人気の小林優香が2角捲りで通算70回目の優勝を飾った。11RA級決勝は6番手2角捲りを決めた立部楓真が1、2班戦初優勝を手にした。

 栄えある「井上茂徳杯」を懸けた決勝。隊列は上田―中村―林―山口―竹内―黒田―横関。赤板で竹内がが上昇しイン切り。その上を打鐘から林が抑えて先制。マーク山口後位は横関が続く。4番手に竹内。6番手となった上田は2角からスパート。番手山口のけん制をしのぎ、直線外を伸ばした上田が同杯初優勝を力でもぎとった。

 「林さんがかかってて、おまけに4角の山口さんのブロックがきつかった」

 人気を背負ったプレッシャーから解放された上田は額ににじむ汗を心地よくぬぐった。直前の熊本記念(久留米)では準決で敗退。悔しさをバネに連日、持ち前の強烈な地脚を見せつけた「武雄は直線が長い。でもそのおかげでアタマまで届いた。武雄は好きになりました」と上田は思わず相好を崩した。競輪祭直後の当地GⅢ(11月25~28日)で再び大きく存在をアピールする

 ◇上田 尭弥(うえだ・たかや)1997年(平9)12月20日生まれの23歳。プロデビューは18年7月武雄(1①❶)。19年ヤンググランプリ出場。今年5月の京王閣ダービーでGⅠ初出場。S級優勝は今回が3回目。通算成績は251戦94勝。1㍍81、90㌔。血液型O。