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郡司 3年ぶり全日本選抜Ⅴ

 郡司が3年ぶり2度目の全日本選抜制覇――。今年初のGⅠ「令和6年能登半島地震復興支援競輪・第39回全日本選抜競輪」の決勝戦は12日、岐阜競輪場で行われ、郡司浩平(33=神奈川・99期)が優勝。賞金4000万円(副賞含む)と「グランプリ2024」(12月30日=静岡)の一番切符を獲得した。郡司のGⅠ優勝は21年2月の川崎全日本選抜以来、通算3回目。2着は清水裕友、3着は北井佑季だった。

 南関のエースが、今年1発目のGⅠで早々にグランプリ出場権を獲得。郡司は早くも25年のS級S班返り咲きを決めてみせた。

 昨年は大舞台で思ったような成績を残せず、S級S班から降格。その悔しさをバネに、今年は序盤から出し惜しみせずの全力走法で岸和田FⅠ→川崎記念を連続V。直前の静岡記念も決勝は外さず。決勝ではライン先頭の仕事に徹した。

 「気持ちを入れ直して、体調も自転車の出も良かったので、今大会には自信を持って入ることができた」

 それでも順当に勝ち上がれるほどGⅠは甘くない。初日の自力戦では内に詰まって何もできず。2日目以降は番手戦で勝ち切れない流れ。準決勝では松井宏佑の番手を古性に奪われた。

 「勝ち上がりは反省しかない。準決勝のことがあったので、内だけはしっかりと締めていた。今節は1人の力ではここ(表彰台)に立てなかったと思う。ラインに助けられました」

 元Jリーガーの北井と、元プロ野球選手の松谷に挟まれた神奈川ライン。こんなに心強い番手はない。そのチャンスを生かしきってのGⅠ3V。早々とグランプリ出場権を獲得して、精神的にも楽になったか。

 「この流れは一度経験していて、メリットもデメリットもある。まだ始まったばかり。まずは8月のオールスター(平塚)にピークを持っていきたい。そして1人でも多く(南関東から)グランプリ(静岡)に乗れるように」

 ファイティングポーズは緩めない。そんな郡司がもたらしたビッグウエーブに、南関勢がどんどん乗っていく1年となりそうだ。(岡田 光広)

 ◇郡司 浩平(ぐんじ・こうへい)1990年(平2)9月4日生まれ、神奈川県横浜市出身の33歳。市立横浜商高卒。11年1月プロデビュー。通算成績は1017戦366勝。通算取得賞金は7億6434万円。GⅠ優勝は第62回競輪祭(20年)、第36、39回全日本選抜競輪(21、24年)。1㍍67、80㌔。血液型A。師匠は父・盛夫(50期=引退)。

 ◆次走 優勝した郡司浩平は福井FⅠ(3月11~13日)、2着の清水裕友は玉野GⅢ(29日~3月3日)、3着の北井佑季は四日市FⅠ(20~22日)。

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