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静岡ダービー開催中止

 静岡市の定例記者会見で田辺信宏静岡市長は苦渋の表情で静岡ダービーの開催中止を明らかにした。「断腸の思いではありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止することを決定いたしました。これまで、競輪ファンのみなさんに楽しんでいただきたいという思いで、無観客による開催を模索してまいりましたが、無観客であっても開催にあたっては、どうしても参加選手や関係者の移動を伴うことから、この先の感染拡大を左右する重要なこの局面において苦渋の決断をしたところです」とコメントした。
 
 7日に東京など7都府県で緊急事態宣言が出されたことを受けて、東京、神奈川、埼玉では一斉に開催が中止され、GⅢの平塚記念、西武園記念も行われなかった。16日には緊急事態宣言が全国に拡大されたことで、各地で開催を見合わせる施行者(地方公共団体)が続出していた。24日現在、全国にある競輪場43場のうち、開催を予定していた30場が中止を発表する事態となっている。今回のダービーはGⅠの中でも小倉競輪祭とともに6日間のロングラン開催となる。参加選手は競輪最多の162人を数え〝密〟を避けるのは容易なことではない。
 
 本紙評論家で、ダービー優勝4回を誇る吉岡稔真氏は「静岡ダービー中止は本当に残念です。ダービーを待っててくれた地元ファン、そして全国の競輪ファンの方々も残念な気持ちと思います。今の状況だから(中止は)仕方ないと思いますが、今の状況だからこそ開催してほしかった気持ちもあります」と無念の表情で語った。
 
 ▼松浦悠士 残念です。グランプリのあとはダービー王を目指してやっていたので。自分のモチベーションのダメージはあるが、感染拡大につながるのであれば仕方ない。自宅にいるファンに楽しみを与えられたらいいなと思いレースを走っているが、選手や関係者の身の安全もあるので。協力できることはしなければいけない。
 
 ▼村上博幸 正直、落胆が大きい。今は次の開催が行われるか分からない状況で、もしかして…と感じていた。大変な時期なので仕方ない部分はある。
 
 ▼中川誠一郎 こういう状況なのでしようがない。決まったことを考えても仕方ない。ゆっくりして充電期間に充てます。
 
 ▼深谷知広 残念だが、いろいろと考えての選択だと思うので。次に向けて自分たちにできることをやるしかない。その場の状況に応じて全力で取り組む。