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”MJ”南潤が初代王者 ガールズは児玉 GⅢ小倉濱田翁カップ

↑濱田翁カップを手にする南潤と児玉碧衣

 

 南潤(111期)が昨年4月の函館以来、通算2度目のGⅢ優勝。競輪発祥70周年記念「小倉濱田翁カップ」の初代王者に輝いた。

 

 レースは中川―園田―田中―小林―南―村上―取鳥―工藤―吉田で周回。残り2周から取鳥―工藤が上昇し5番手の南にふたをした。打鐘前から取鳥―工藤が先頭に立ち、田中―園田が続いたが、南が打鐘4角7番手からスパート。強烈なスピードで前団を叩き切った。村上―吉田で追走したものの、南が末脚良く押し切りV。最終ホームで田中と並走になった中川は内に詰まり不発。切り替え追い上げた園田は4着が精いっぱいだった。

 

 2回目のGⅢ制覇を果たした南は「行けるところから力いっぱい行くだけだった。緩んだ部分があったので、すかさず行けた。SS班の村上さんに差されなかったのは、とても自信になる」と満開の笑顔を咲かせた。昨年4月、デビューから298日でGⅢ最速V。競輪界の〝MJ〟として一躍ブレークしたが、その後は同期の〝アフロマン〟山崎賢人の勢いに押され気味だった。「同期の山崎さんが(GⅠ、GⅡの)決勝で頑張っていたので僕ももっと底上げしてGⅠの決勝進出を目指したい」。ライバルと実力を高め合い、さらなる躍進を誓った。

 

 また第11Rのガールズケイリン決勝は鐘4角からスパートした児玉碧衣(23=福岡・108期)が押し切り通算60度目の優勝を達成した。

 

 ♤南 潤(みなみ・じゅん)1997年(平9)11月13日生まれの21歳。111期3位の在校成績を収め17年7月、和歌山でデビュー。昨年8月のオールスター(平)でGⅠ初出場。GⅢ優勝は昨年の函館以来2度目。146走72勝。1㍍71、75㌔、血液型O。

 

 ♤児玉 碧衣(こだま・あおい)1995年(平7)5月8日生まれの23歳。108期在校2位。昨年8月のガールズドリーム(平)で、ビッグ初V。同年12月の静岡ガールズGPも初制覇し賞金女王に輝く。280走224勝。1㍍68、66㌔、血液型O。

 

 ◆次走予定 1着の南の次走は8~10日の防府FⅠ。2着の村上と3着の吉田は11~14日の高知記念。