ＧⅠの舞台で見事にアベック優参を果たした山田兄弟が英明―庸平の並びで初めて連係する。「同じレースを走るのは３年前の共同通信社杯（17年９月・武雄）以来。その時は互いに自分で戦いたくて別線で走った。自分も若かったのでしょう、きっと…（笑い）。その後はなかなか同じレースにならなくて…」と兄の英明は感慨深げ。「庸平は強いしライバルのような関係でもある。そのうち庸平の前を回れなくなるだろうし、回れるうちに回っておきたい」。前回りとなった経緯をうれしそうに説明した英明。兄弟の絆をしっかりと見せたい。