実戦で初の捲り
121期早期卒業生の中野慎詞(22=岩手)が12日、取手決勝10Rを2角3番手捲りで快勝。デビューからの連勝を6に伸ばし2場所連続完全優勝を飾った。実戦で初めて披露した「捲り」に怪物の片りん。時折突風が吹く悪条件だったがシリーズ一番時計の上がり11秒2の好タイムを計測した。「落ち着いてレースができた。スピードは自分の持ち味。捲りはそのスピードを生かせる。自分の武器にしていきたい」と胸を張った。今後はナショナルチームの沖縄合宿に参加。A級2班への特別昇班を懸けた次走は立川FⅡ(2月10~12日)の予定。