三度目の正直で古性が意地をみせた。
脇本とは18年平オールスター、19年松戸ダービーの決勝で連係しているが、ともに付いていけず苦い経験がある。しかし、準決12Rでは脇本の仕掛けにピタリと付けて初のワンツー。
「自分が進化して臨んだつもりだけど、脇本さんも進化している」と脚力に驚がくするが、着実に差は埋まっている。「脇本さんに付いていくこと、そして抜きにいくことだけを考えて今までやってきたので」。ひとまず結果を出して自信に。
Vに一番近い位置であり、集中力を研ぎ澄ませ再び食い下がる。