青龍賞は千葉作戦が決まり和田健と鈴木裕のワンツー決着。中団確保から切り替えた郡司は3着に終わったが、個人上がりは10秒8と動きは及第点といえる。
「車番的には予想通りの展開。単騎の平原さんを入れた時点で平原さん待ちになりました。外を行くのは厳しいので和田さんにスイッチしました」。
焦ることなく冷静な判断ができたのは好調の証明。
年頭の立川記念の落車で右鎖骨骨折のアクシデントに見舞われたが、復帰戦の豊橋全日本選抜(GⅠ)でいきなり決勝戦進出と復活。その後も玉野記念を制するなど勢いは止まらない。
準決9Rは実力者の平原や、層の厚い北日本勢が相手だが、「2着権利は厳しいが滑り込めるように」。
当地は記念初優勝を飾った相性のいいバンク。切れの良いスピードで激戦を突破し、決勝への切符をつかむ。