ニュース&記者コラム

【四日市記念決勝】守沢 景気づけVゴール

 四日市競輪の開設71周年記念・泗水杯争奪戦(GⅢ)は13日、第12Rで決勝戦が行われ、守沢太志(37=秋田)が逃げた坂井洋の番手から内外に迫った地元コンビの猛追を振り切り、昨年6月の別府以来3回目のGⅢ優勝を飾った。2着に浅井康太、3着は坂口晃輔。

 レースは古性―村田―橋本―浅井―坂口―坂井―守沢―小原―福田で周回を重ねる。残り2周を前に小原―福田が上昇、坂井―守沢が続く。橋本は内に詰まり仕掛けられない。打鐘で坂井―守沢が先制して3番手に古性―村田が収まる。小原が内を突いて坂井の番手を狙うが、古性が締め込んで小原は後退する。最終ホームで橋本―浅井―坂口が巻き返すが坂井が合わせ切って橋本は後退。浅井は切り替え、バックは坂井―守沢―浅井―坂口―古性…の順。浅井、古性が相次いで捲るが車間を空けた守沢のけん制で出切れず。最後は守沢が鋭く伸びて1着でゴール。浅井が2着。
 守沢は「調子自体はそんなに良くないなと思っていたけど、寛仁親王牌準Vで勢いがついた感じだった。坂井君がうまく駆けてくれて理想的な形に。ただ、すぐ後ろが浅井さんと分かっていたので、そこだけは何とかしないと、と思っていた。ゴールした後も自分が勝ったかどうかよく分からなかった」と振り返った。グランプリ出場に向けて賞金ランク5位。「前回とここで賞金を上積みできたのは大きい。次のGⅠへ向けて調子を上げていきたい」と話した。

 

 ◆次回出走 優勝した守沢、2着の浅井、3着の坂口はGⅠ・競輪祭(22~27日、小倉)に向かう。

KEIRINスポニチ ファン必見!
最新ニュース配信、ミッドナイト詳細予想、記者コラム、ガールズケイリンなど無料で見られる情報が満載。そのほか、お得なキャンペーンも。

×